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 麻・カゴ・ビニールなど夏素材バッグのケア


 毎年夏になるとほしくなるカゴバッグ。
 今年はマリンブームで布素材を使ったバッグやサンダルなども人気でしたね。

 カゴ素材は固めの籐素材のもの、柔らかいとうもろこしの皮を使ったもの
 ストローや水草、ヘンプと多岐にわたります。
 
 ナチュラルカラーに染められたものもあれば
 メタリックカラーの革やレースと組み合わせたものも多いようです。
 
 荷物がたくさん入る大き目のレジャーバッグだけでなく
 小ぶりでかっちりした印象のものも人気ですね。
 
 他には、引き続き今シーズンもキャンバス地を用いたトートバッグ
 が人気ですし、麻やナイロン・ビニール素材のバッグも夏らしい・・・。
 
 夏素材のバッグは意外に汚れやすく
 あなたも、ワンシーズンでダメにしてしまったご経験おありかもしれませんね。

 もう季節は秋。
 どうかそのまま保管するのだけは待って下さい!



夏バッグのいたわりお手入れ お忘れなく!        
 
 なんとなくカジュアルな感じのする夏バックは、どうしてもそのままポイ!と保管してしまいがちです。
 ですが、夏のレジャーやお出かけに付き合ってくれたわけですから、外も中も汚れていないはず
 無いんです。

 特に汚れが目立たない場合でも、最低限ブラッシングを念入りにしてあげてください。

 そしてできればデイリーケア同様のお手入れをしてから保管します。

 ブラッシング後に、ブラシにソフトクリーナーというスプレーを吹き付けて(吹き付けるとムース状になります)
 そのブラシでブラッシングしながら
 汚れを落としていきます。

ソフトクリーナー
1470円
嬉しいことに、バッグの内側の布張りの部分なども、このムースでお手入れできます。

タオルなどにこのクリーナーを良くなじませて、繊維の方向に沿って(コーチのシグネチャー
タイプのものは横方向が多い)拭くように ケアしてあげてください。
分解された汚れがタオルについて、汚れが取れたのがわかるでしょう。

その後、10分ほど間を空けてから
ナノプロスプレー&ブラッシングで終了です。


ですが、かなりひどく汚れている場合には、この方法ではあまり効果が見られません。

そこで、2009年初秋により効果の期待できるお手入れ方法を新しくご提案します。



 しっかり汚れを取りたい布バッグのクリーニング 

ソフトクリーナーよりもしっかりと汚れを落としてくれるケアグッズはいくつかありますが
より簡単で、よりきれいにできる方法がないか・・といくつかの方法を試してみました。

その結果・・
この秋イチオシでおすすめしたいのが「サフィール オムニローション」を使った方法です。



実は、スエードやヌバックなど起毛革のクリーニングローションなのですが
ほとんどのテキスタイル素材に使用することができます。

注目点1
化粧品のようなガラス瓶に入ってオシャレな恰好をしていますが
これでけっこうガツンとクリーニング力があります

注目点2
専用のブラシも付いているので、すぐにお手入れできるのが嬉しい

注目点3
夏バッグのお手入れ後にはスエードアイテムのお手入れにも大活躍で1,575円はお得


今回お手入れしてみたのは、布素材のバーバリーのお財布。
わざとナノプロもせずに、途中でクリーニングもせずに汚していたものを
懺悔の気持ちをこめてお手入れしました。

実はこの前にもほかのケアグッズで試しましたが、汚れはあまり取れなくて、淡い色だけに「無理なのかなあ」と
あきらめていました。

ですからオムニローションでのお手入れも、半信半疑・・・。
片側半分だけをお手入れしてみたんです。

この写真でお分かりいただけますか?右半分(右の写真では下半分)だけが、新品のような
明るい色になっています。



予想を越える効果に、「半分だけでごめん!」と慌てて残りの半分もお手入れしました。
実際のお手入れの方法は極めて簡単です。


オムニローションのふたにローションを入れて(横着なやり方ですが・・)
付属のブラシにローションを付けて、くるくる円を描くように泡立てつつ塗りこみます。
繊維の方向にも沿ってこまめにブラッシング。

その後、布を濡らして絞ったもので、泡と汚れをふき取るようポンポンとたたいて・・・
数時間乾くのを待ちます。

すると・・
 こんな風に出来上がりです。

本当に私たちの予想を良い意味で裏切って効果を出してくれました。
(端のレザーの部分のキズがとても目立つので、カラー補修クリームで何とかしたいと思います・・・)

たとえばサンダルの布の部分や、ナイロン素材のバッグ、布の帽子もこの要領でお手入れできます。
恐らく汚れの気になる日傘のお手入れにも活躍してくれるはずです。
(スエードの場合には、また少し方法が異なります)

夏に活躍した布素材アイテムの汚れを、こんなに簡単な方法ですっきりできるなんて
あなたも諦めかけているあの汚れを落とせるかどうか、ちょっとチャレンジしてみませんか?

サフィール オムニローション 100ml 1,575円
   

そしてせっかくお手入れしたバッグや夏アイテムは、湿気や虫の対策をして、やさしく保管してあげてください。
私たちの所に寄せられるバッグのトラブルの多くは「使わないとき=保管中」に起きたものです。
バッグの保管のコツはこちらでしっかりチェックして下さいね。

 


   
来年向けに用意した 夏バッグのファーストケア        

 昨日ちょうどこんな話を聞きました。
 
 「上質な和食器は、洗剤で洗わない。
  その変わり、お料理を乗せる前に、水でぬらしておく。  これを水通しという。
  そうすることで食器の表面が水でコーティングされたようになり
  汚れが付着しにくく、取れやすくなる」
 
 いやーまさに革のお手入れと同じだなあと思いました。
 
 夏素材の場合ももちろん同じ。
 使用する前に全体に防水保護スプレーをかけてあげることで
 汚れが浸透しにくく、取れやすくなります。
 
 ここで注意したいのは、防水スプレーの選び方です。
 革に比べ、ストローなどの夏素材は、残念ながら防水スプレーの成分を 深く浸透することが難しいのです。
 
 一般的な防水スプレーでも、表面にかけておくことで多少の効果は期待できるものの
 どちらかというと一時しのぎや気休め的な
 お手入れということになります。
 
 そこで活躍するのは、
 この春、ドイツ コロニル社より新発売された「ナノプロスプレー」
 その名のとおり、スプレーの粒子を特殊技術で極限まで小さく「ナノ」化したフッ素系防水スプレーです。
 
 粒子が細かいことで、今までは表面ではじかれていた素材にも 瞬間的に浸透し、防水や保護、汚れ防止の
 効果を発揮します。

 
 他に同じようなスプレーはまだ存在しませんので、比較対象が無いのですが、同じコロニル社で
 今まで防水力が一番高かった
ウォーターストップスプレーに比べての実験で、ナノプロスプレーは
 防水力が20%も高まることがわかっています。

期待の新星
ナノプロスプレー

 
300ml入り 2100円 

特に水分や水姓の汚れをパーリング(真珠の玉のように丸くして散らしてしまうこと)
する様子は、圧巻です!(でも、わざわざ試したい衝動は・・どうぞ抑えて下さいね!)

そして嬉しいのは、もちろんヌメ革や牛革・スエードなどの起毛革にも
今年流行の革とカゴのコンビになったバッグにもばっちり使うことができること。

実際のスプレーの方法は

まず、スプレーを先に良く振っておきます。
 缶を地面に垂直に持ち、30cmほど離してまんべんなくスプレーしてください。
 新品の場合は革の部分を中心に、あと2度ほどスプレーします。

 浸透したら革の部分をテレンプなどでからぶきしておきます。
夏素材部分は成分を均等に行き渡らせ、余分なものを払うためにも、しなやかな馬毛ブラシで優しくブラッシング。
  

 これでOKです。

安心して気兼ねなくお気に入りバッグが使えますね。

ナノプロスプレーはエナメル・爬虫類以外に問題なく使えます。

(スプレーはお手持ちのウォーターストップスプレーやプレミアムプロテクトでもOK)
   
デイリーケアもとってもカンタン

最初に防水スプレーをしておくことで汚れがつきにくくなるのですから
日常のケア方法はとってもシンプル
になります。


 夏素材 のデイリーケアのポイントは ブラッシング

  
素材別に気になるポイントがありますが、特にカゴ系のバッグの場合には
  ほこりや砂などの汚れが編み目や素材の境目に
たまってしまうのを避けたいですね。
 
  そのためには、毛足のしなやかなブラシでこまめにブラッシングしてあげるのが一番です。


 革部分のちょっとした黒ずみや汚れには:

 革部分にちょっとした汚れがついたり、手垢の 黒ずみがある気がした場合には
 すぐさま「ソフトガミ」など消しゴム状のグッズで、あまり力をいれずに根気良くこすってあげましょう。
 最初にケアしてあるので、ガミでほとんどの汚れは落ちますよ。


 日ごろのケアの目安 は

 日常のケアとしては、半月から1ケ月に一度はナノプロスプレーを全体に軽く補うように
 スプレーしてあげます。
 
 もし、全体的な汚れや色のくすみが気になってきたら・・

 その場合はまず、いつものブラッシング後に、ブラシにソフトクリーナーというスプレーを
 吹き付けて(吹き付けるとムース状になります)、そのブラシでブラッシングしながら
 汚れを落としていきます。

ソフトクリーナー
(旧テキスタイルヌバッククリーナー)
1470円

汚れのひどい部分や、バッグの内側の布張りの部分などは
タオルなどにこのクリーナーを良くなじませて、繊維の方向に沿って(コーチのシグネチャー
タイプのものは横方向が多い)拭くように ケアしてあげてください。
分解された汚れがタオルについて、汚れが取れたのがわかるでしょう。

その後、10分ほど間を空けてから
ナノプロスプレー&ブラッシングで終了です。

ソフトクリーナーはスェードにも使えますので、スェードも組み合わせたバッグでも
安心してケアできます。

 
*革部分の汚れは、ヌメ牛革ケアのページをどうぞ


 夏素材と他の素材とのコンビになっている場合

 天然素材のカゴに、白い牛革の持ち手という組み合わせのバッグは今年らしいアイテムですね。
 他にもパイソンなど爬虫類革とカゴとの組み合わせも見かけます。

 この場合、うーんお手入れをどうすればいいの?とお困りになる方が多いでしょう。
 そこで、いくつかの例をあげてお手入れのポイントをご紹介しておきます。

 ■カゴ素材+牛革
  持ち手や底の部分に革を使った夏バッグの場合、やはり革の部分の汚れや痛みが気になります。
  汗や手垢での汚れ、水ジミなど・・・。
  特に色の淡い革の場合には、汚れてすぐに対処できるかどうか運命の分かれ目です。
  (最初に防水スプレーをかけておくのはもちろんのことですが)

  先に出てきた「ソフトガミ」を、玄関先やクローゼット、職場の引き出しなどに常備
  気づいたら、ゴシゴシと優しく汚れをこすりとってあげて下さい。

 ■+爬虫類革、+エナメル革
  オールマイティに使えるナノプロスプレーですが、例外が2種類あります。
  バイソンやクロコなどの爬虫類革 と エナメル革は 必ず専用のケアグッズでお手入れを。

  爬虫類革には、エキゾチックスプレー
  エナメルには、ラックスプレー  が最適です。

 ■金具が使われているタイプのものは?

  金具を使ったバッグの場合でも、お手入れは同じです。
  上記で紹介しましたナノプロスプレーもソフトクリーナーも、金具に付着しても大丈夫。
  ついでにささっと汚れをふき取って、最後に渇いた布でからぶきしてあげるといいですよ。


ケアしたバッグの保管には、ふんわり不織布保管袋
あると安心です。通勤通学には使わないお出かけ用のバッグは
もちろん、大事なバッグ達はできれば全部これで優しく
包んで休ませてあげたいですね。


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